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Q25: 公式ルールとは違う「ビブリオバトル」が開催されていました。どうしたらいいですか?

A25.
対応が難しいですよね。単なるクレーマーと思われるリスクなどを考えると、「本当は違うんだけどなぁ・・・」と思いつつも、何もできないケースも多いかと思います。

ビブリオバトルは「本の紹介コミュニケーションゲーム」です。ゲームはルールを守ることによって成立します。ルールを変えてしまったら、それは「別のゲーム」です。公式ルールを守るからこそ「ビブリオバトルらしさ」や「ビブリオバトルの良さ」が生まれます。ビブリオバトルを主催する方には、この点を是非ご理解いただきたいですね。

たくさんのイラストを使って分かりやすく説明してある書籍もありますので、もしお持ちであれば、それを見せながら説明するという方法もあるかと思います。関連書籍については公式サイトをご確認ください。

また、ビブリオバトル普及委員会は「ビブリオバトルは公式ルールを守っていただく場合に限り、どなたでも開催できます」としており、ビブリオバトルの名称利用についてのガイドラインを設けています。主催している方にお伝えするかどうかはケースバイケースでしょうが、この点についても、ご留意いただければと思います。

by 安部尚登







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Q24: ビブリオバトルのポスターやチラシ、参加者への配布物などに使える素材は、どこで入手できますか?

A24.
ポスターやチラシに使えるロゴマーク、イラスト、ルールを説明するチラシ、聴衆用のメモ用紙や投票用のカードなど、さまざまな素材が、ビブリオバトル普及委員会公式サイトの「ビブリオバトル素材集」のページで紹介されています。それぞれの素材ごとに、作成者が定めた使用条件が異なりますので、ご利用の際はそれぞれの使用条件に従ってください。

by 安部尚登

Q23: ビブリオバトルで使うタイマーは、どこで入手できますか?

A23.
パソコン用やiPad用など、さまざまなタイマーが、ネット上で公開され、誰でもダウンロードできるようになっています。ビブリオバトル普及委員会公式サイトの「タイマー情報」のページでも多数紹介されていますので、まずはそちらをご覧になってみて下さい。

それ以外では、PowerPointでビブリオバトルオリジナルタイマーを作る方法を紹介しているサイトもあります。上記のサイトでは、サンプルをダウンロードすることもできます。

by 安部尚登

Q22: ビブリオバトルを企画するときに、どのような準備をしたらいいでしょうか?

A22.
対象者は誰なのか、どのようなねらいで開催するのか、などによって変わってくるので、どのような準備がふさわしいか、一概には言えないと思いますが、ビブリオバトルの準備と開催に便利な「ビブリオバトル主催者のための道具箱」というツールがあるので、これをお使いになってみてはいかがでしょうか?

「ビブリオバトル主催者のための道具箱」は、
・ビブリオモデルプロモーション
・進め方シート
・フィードバックシート
の3つから構成されています。お尋ねのような企画・準備段階では「ビブリオモデルプロモーション」が助けになるでしょう。司会者には「進め方シート」、バトラー(本の紹介者)には「フィードバックシート」が助けになると思います。

by 安部尚登







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Q21. ビブリオバトルを企画したいのですが、バトラー(本の紹介者)が集まるか、心配です。どうしたらいいですか?

A21-1.
まだ詳細が決まっていないという前提でお答えします。まず、イベント型(本の紹介者が聴衆の前に出て紹介するスタイル)ではなく、コミュニティ型(少人数でテーブルを囲んで、参加者全員が本を紹介し合うスタイル)か、ワークショップ型(少人数のグループを複数作って、それぞれのグループ内で、参加者全員が本を紹介し合うスタイル)のビブリオバトルを企画することをおススメします。

イベント型だと、大きなプレッシャーがかかるので、「バトラーをやってみよう」と思う人が少ないですが、コミュニティ型またはワークショップ型なら、2名〜3名程度に紹介するだけなので、バトラーがあまりプレッシャーを感じなくて済みます。

さらにイベント型だと、バトラーと聴衆が分かれてしまう(聴衆はバトラーにならない)ので、どうしても聴衆の参加意識がバトラーよりも低くなりがちで、参加者同士の一体感が生まれにくいですが、コミュニティ型またはワークショップ型なら、参加者全員がバトラーと聴衆を両方経験するので、初めての人同士でも一体感が生まれ、参加者の満足度が非常に高くなりやすいです。

次に、イベントの告知文ですが、

・「ビブリオバトル」「紹介したい本」「発表」などの文言はあえて前面には押し出さず、「少人数でワイワイ」「好きな本を教え合う」「楽しいゲーム」のような文言を使う
・本のジャンルは問わない。「マンガや絵本、写真集もOK!」などのように、「本」の固定概念を積極的に崩す
・ゆるくテーマを決める。たとえばテーマを『春』にして「タイトルに『春』が入っていなくても、あなたが『春』を感じる本ならOK!その本がどのように『春』なのかも、教えてくださいネ」などと告知する

以上のような方法が、より多くの人に参加してもらうためには有効なのではないかと、個人的には思います。

by 安部尚登








A21-2.
イベントで開催する際に、バトラーのエントリーは気になりますね。初めての開催、あるいは開催数がまだ少ない場合はなおさらだと思います。

私は中学校で中学生とおとなによるビブリオバトルを、生徒から3名、おとなは2名とだいたいの枠を決めて開催してきています。生徒からのバトラーは、生徒会や図書委員会所属の生徒に絞っています。

年度の初めは特にそうですが、ビブリオバトルを観戦したことがない生徒も多いので、バトラーを決める前に、ビブリオバトルってこういうものですよ、と事前に生徒会や図書委員会の集まるときに話をした上で生徒同士でだれが出るかを決めてもらっています。

おとなの方は、バトラーになってくれそうな人に声をかけています。毎回同じ人ではなく多くの人に本を紹介してもらえるように、今回は観戦、次回はできれば紹介、というような声かけです。

ビブリオバトルの終了時には参加者全員に記名で感想を書いてもらっていますが、感想とあわせて、次回も観戦したい、紹介してみたい、運営のお手伝いをしてみたい、などの意向もとっています。そういったものも次の開催の参考にしています。

回数を重ねるにつれ、本を紹介してみたいという生徒も増えてきて、生徒だけのビブリオバトルにも発展してきています。少しずつビブリオ・ファンを増やしていき、「自分も紹介したい!」と思わせるようにしていきたいですね。

by 東 雅宏







Q17.読む本のジャンルを指定してもいいですか?

A17.
ジャンルの指定やテーマの設定は主催者の自由です.
もちろんテーマなしでもOKです!

ただし,課題図書の設定は「好きな本をもって集まる」趣旨に反しますので厳禁です.

by 海川 由美子

Q15.時間がないので、1分で発表するビブリオバトルをしてもいいでしょうか?

A15.
ダメです。それはもはやビブリオバトルではありません。
スポーツやゲームが決められたルールに則って行われるように、
ビブリオバトルも基本ルールに則って行ってください。

ルールを一部でも改変することで、ビブリオバトルの楽しさはどんどん失われていきます。
特に、学校で行う場合には要注意!です。

by 粕谷亮美

Q14.学校でのビブリオバトル、指さしでの投票がしづらいんですけど…。

A14.
投票の仕方はいろいろありますから、
指さしではなくて、無記名で投票箱に入れるスタイルにしてはどうでしょうか。

もしかしたら、クラスの人間関係で投票がしづらいのでしょうか。
投票基準は「一番読みたくなった本」ですから、
「発表を聞いて、一番読みたくなった本に投票するのがルールです」ということを、
投票する前に、ぜひ全員で再確認してください。
「発表者がかっこよかったから…とか、発表者に借りがあるから…なんでいう理由で投票してはダメですよ」
というコメントなどを入れながら確認しあうとよいかもしれませんね。

by 粕谷亮美

Q13.参加者やチャンプ本を獲得した人に記念品をあげてもいいですか?

A13.
参加者やチャンプ本獲得者に記念品(賞状,賞品など)をあげるのは主催者の自由です.

手作りの栞・賞状や少額の図書カード,定期開催団体ならスタンプカード(参加数に応じて特典あり)など,過剰にならない程度に参加者の方に喜んでもらえる工夫は取り入れてもいいでしょう.

もちろん「何もなし」でもOKです.

Q12.参加人数が少なくても大丈夫ですか?

A12.
まったく問題ありません.
少人数のほうが和気あいあいと盛り上がってビブリオバトル本来の楽しさを味わえます.

2人だとチャンプ本が決まりませんが,3人集まればゲームとして成り立ちます.

by 海川 由美子

Q11.公式ルールからはずれそうなんですけど...

A11.
公式ルールはビブリオバトルが一番楽しめるように設計されていますので必ず守りましょう.

もし公式ルールからはずれる場合は「ビブリオバトル」の名称は使えません
(子ども向け発表時間3分の「ミニ・ビブリオバトル」はのぞきます).

「ビブリオバトル」ではなく違うイベントとして開催してください.

Q9.なぜ、読書でバトルなんかしなくてはいけないのですか? 本は一人で静かに読むものでしょう。

A9-1.
おっしゃるように、読書にはバトルは必要ありません。
ビブリオバトルはその読書をゲームにしたものです。
ゲームになったことで、たくさんの人と本の内容を共有しあったたり、面白そうな本を見つけることができるのです。
たとえば、自分ではおよそ手に取ることがなかったような本と出会うこともできるわけです。

そのほかにも、いろいろな楽しいしかけがしてありますので、ぜひ一度ビブリオバトルに参加してみてください。

by 粕谷亮美






A9-2.
「本は一人で静かに読むものなのに、みんなで本のバトルなんかしたくない」というお気持ちかと推察いたします。ビブリオバトルはゲームです。ゲームは参加者の「ゲームに参加したい」という自由意志によって成立します。ですので、バトルしたくない方は参加しなくていいわけですが、質問者の方は参加せざるを得ない事情が何かおありになるのかもしれませんね。自分のやりたくないことをしなければいけない状況なのだとすれば、それは大変お辛いことでしょう。

なぜ単なる紹介ではなくバトル形式になっているかという疑問については、「バトルにすることによって、より良い紹介が促進されるから」だと、私は考えます。聴衆にチャンプ本として選ばれるということは、「他のどの本よりも、その本が読みたい!」と、最も多くの聴衆に思ってもらえた、ということです。このルールと「ゲームに勝ちたい」という紹介者のモチベーションが、より多くの人に「ぜひ読みたい!」と思ってもらえるような紹介をすることを、紹介者に促すわけです。

余談ですが、今よりもずっと本が貴重なものであった昔、本は一人で黙読するものではなく、大勢の前で音読するものだった、という話を聞いたことがあります。ビブリオバトルは、本、または知識というものが持っている公共財的性質を、再び顕在化させる試みの一つになっているかもしれませんね。

by 安部 尚登

Q8.中学校の教師ですが、ビブリオバトルを生徒にやらせたいと思っています。どうやったらうまくいきますか?

A8.
まずは先生たちが生徒の前で行うことです。生徒たちを観戦者にして、投票までをさせてください。

先生たちが楽しく行うことで、生徒たちはきっとやってみたくなるはずです。
学校でのビブリオバトルは、そういうかたちではじめることが一番うまくいくでしょう。
実際にはじめる場合は、クラス全員を4~6名の班に分けて一斉におこなうワークショップ型で行ってください。
授業内で行うよりも、ホームルームや総合的な学習の時間を利用することをオススメします。

by 粕谷亮美

Q5.チャンプ本投票のときに0票の人がいるとかわいそうなので、投票をせずに発表だけにしてはだめでしょうか?

A5.
ブブーッ、×です。ルールの改変は厳禁です。四番めのルールをもう一度確認してみてください。
「一番読みたくなった本に投票する」とあります。この「一番」という言葉がポイントです。0票だったとしても、二番め、あるいは三番めに読みたくなった本かもしれません。あるいはその本を既に読んだことがある人が多かったという場合もあります。

その場の状況や運などで投票数は変わりますから、ゲームとしてのビブリオバトルをぜひ、楽しんでください。

by 粕谷亮美

Q2. タイマーはキッチンタイマーでもいいでしょうか?

A2.
タイマーはなんでも構いません.5分間をきっちりカウントしましょう.

キッチンタイマーでも構いませんが,ビブリオバトルでのタイマーは発表者が時間を守るためだけではなくて,聞いている側が
「あと.3分,何話すんだろう?」
「あれ,あと15秒しかないぞ!どうまとめるんだろう?」
などと,ドキドキしながら,聞くというところを活性化する側面もあります.

出来る限り,みんなが見える形でタイマーは提示しましょう!

タイマー情報は公式サイトのタイマー情報
http://www.bibliobattle.jp/taima
も御覧ください.

by 谷口忠大

Q1. なぜ勝敗を決めなくてはならないのですか?

A1-1.
 ビブリオバトルにおいて、勝敗は実はそれほど重要な要素ではありません。自分が紹介した本がチャンプ本にならなかったからといって、その本が他よりも劣っているというわけではありません。その逆も真です。

 勝敗を決める本当の目的は、どの本が読みたくなったかを「参加者全員が」投票で決めるというプロセスを作り出すことにあります。それによって、対等なコミュニケーションの場を作り、自分の読みたい!という気持ちを正直に表明できるようになる効果が生じます。

by 常川真央


A1-2.
端的に言えば,それがルールだからです。もう少し言えば、ビブリオバトルがゲームだからであり、勝敗を決めることはゲームの本質だからです。「勝ちたい」というモチベーションが紹介者にその本をより良く紹介させる、そのためのコミュニケーションのゲーム化である、と私は理解しています。

by 安部尚登