Q34:知人がビブリオバトル普及委員による講座を受けてきて「本を開いて紹介しちゃダメだって。特に絵本は著作権が厳しいから」と言っていました。私は本の挿絵や目次のページなどを皆に見せることもよくあったのですが、ダメだったのでしょうか?

A34.
「本を開いて紹介しちゃダメ」や「特に絵本は著作権が厳しい」という講師の発言が、どのような文脈でなされたのか、この文書だけから推測することは難しいですが、著作権については、ビブリオバトル普及委員会公式サイトの「動画アップと著作権」のページに、ビブリオバトルで本を紹介している様子を動画で公開する場合についての記述があります。お尋ねのケースについても参考になるのではないかと思いますので、ご紹介します。
ビブリオバトルは基本的に非営利で本を評論する目的で開催されており、本はその引用で、出典として明示されるという状況にありますので、著作権法には触れないと考えられます。
上記の記述からも、ビブリオバトルにおいて本の挿絵や目次のページを観客に見せる行為が、直ちに著作権法に抵触するとは言えないのではないか、と私は考えます。

by 安部 尚登







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