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Q31:紹介の途中に中座した参加者は投票権がないと考えるべきですか?ゲーム途中で電話、あるいはトイレ等で中座をした人は投票に参加させないとするべきでしょうか?

A31-1.
これは中座だけでなく、遅刻して参加した場合にも共通する問題ですね。

ビブリオバトルは「本の紹介を聞いて、一番読みたくなった本に投票する」ゲームですから、そのビブリオバトルで紹介された本について、どれか1冊でも紹介を聞いていない本があったら、聞いていない人は、そのビブリオバトルにおいて、投票するべきではない、と私は考えます。

ただし、全く聞いていないわけではなく部分的には聞いていた場合などは、判断が難しいところですね。

ご質問の「投票に参加させない」という表現は、おそらく司会者の振る舞いを指しているのだろうと推測します。

ビブリオバトルは、参加者自身の善意と自律性によって、ルールを適用していくゲームです。その意味で、このケースにおいて「投票に参加する権利があるかどうか」を判断するのは、司会者よりも参加者自身である方が、よりビブリオバトルらしくなるのではないでしょうか。

by 安部 尚登








A31-2.
参加者はゲームの最後に1票を投じるので,バトル中,発表を聞く姿勢が求められるというのがルールの根底にあります。そういう意味では遅刻や中座した人には投票権がないというのが本来あるべき姿です。

ただ,開催形態によってその徹底が求められる場合もあれば,そうでないこともあるかもしれません。

ゲームのはじめに「すべての発表を聞いた方にのみ投票権があります」ということはアナウンスし,厳密にする場合は投票用紙の事前配布や部屋の入退室の管理をする,ゆるくされる場合は参加者の自主性に任せる,という形でもいいかと思います。

by 海川 由美子





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Q29:何度かビブリオバトルに参加していて「この人の紹介する本は読んでみると自分の趣味に合うことが多い」という理由でその人に投票していいのでしょうか?

A29-1.
「自分の趣味に合うことが多い」から「今度も読んでみたい」というのであればいいのではないでしょうか。読みたいかどうかの基準は個々によって違いますので,そこは自由に悩んでください^^

by 海川 由美子





A29-2.
ビブリオバトルのルールには、「どの本が読みたくなったか」で投票するとなっています。「この人の紹介する本は自分の趣味に合うことが多い」かどうかも、あなたの心の中の問題で、そういう理由でその紹介者の本が読みたくなったということであれば、その「本」に投票していいと思います。

ビブリオバトルは発表者に投票するのではなく、発表された本に投票するということを忘れないでください。

by 木下 道子







A29-3.
ビブリオバトルに繰り返し参加していると特定のバトラーさんのファンになることがありますよね。わかります!ただ、ビブリオバトルはチャンプになるのは本であって人ではないので、「この人の紹介する本は趣味に合う!」という先入観は捨てて、あくまでもプレゼンされた本の内容からどの本に投票するかを選ぶ方が楽しめるのではないかと思います。

逆に「この人が紹介する本は、いつも自分の趣味に合うけれど、今回は違うかもしれない!」と思って観戦すると面白い発見があるかもしれません。もしかすると、やっぱりこの人の紹介する本は好きやな~♪、とますますファンになっちゃうかもしれませんね^^

ビブリオバトルは発表する人も観戦する人もいて、初めて成り立つ遊びです。ただ観戦するのではなく、ちょっと見方を変えてみたり聞き方を工夫することでビブリオバトルの楽しみも拡がると思います。どんどん楽しんでいきましょう!

by 川西 香子





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Q20. 同じ本が複数の紹介者によって紹介された場合,どうすればいいでしょうか? 投票時には,どのように選べば良いのでしょうか?

A20.
ビブリオバトルは基本的に、最も読みたくなった「本」に投票しますが、自分が最も読みたくなった本が複数の紹介者によって紹介されていた場合には、「どの紹介で最も読みたくなったか」で投票することになります。

by 安部尚登

Q14.学校でのビブリオバトル、指さしでの投票がしづらいんですけど…。

A14.
投票の仕方はいろいろありますから、
指さしではなくて、無記名で投票箱に入れるスタイルにしてはどうでしょうか。

もしかしたら、クラスの人間関係で投票がしづらいのでしょうか。
投票基準は「一番読みたくなった本」ですから、
「発表を聞いて、一番読みたくなった本に投票するのがルールです」ということを、
投票する前に、ぜひ全員で再確認してください。
「発表者がかっこよかったから…とか、発表者に借りがあるから…なんでいう理由で投票してはダメですよ」
というコメントなどを入れながら確認しあうとよいかもしれませんね。

by 粕谷亮美

Q9.なぜ、読書でバトルなんかしなくてはいけないのですか? 本は一人で静かに読むものでしょう。

A9-1.
おっしゃるように、読書にはバトルは必要ありません。
ビブリオバトルはその読書をゲームにしたものです。
ゲームになったことで、たくさんの人と本の内容を共有しあったたり、面白そうな本を見つけることができるのです。
たとえば、自分ではおよそ手に取ることがなかったような本と出会うこともできるわけです。

そのほかにも、いろいろな楽しいしかけがしてありますので、ぜひ一度ビブリオバトルに参加してみてください。

by 粕谷亮美






A9-2.
「本は一人で静かに読むものなのに、みんなで本のバトルなんかしたくない」というお気持ちかと推察いたします。ビブリオバトルはゲームです。ゲームは参加者の「ゲームに参加したい」という自由意志によって成立します。ですので、バトルしたくない方は参加しなくていいわけですが、質問者の方は参加せざるを得ない事情が何かおありになるのかもしれませんね。自分のやりたくないことをしなければいけない状況なのだとすれば、それは大変お辛いことでしょう。

なぜ単なる紹介ではなくバトル形式になっているかという疑問については、「バトルにすることによって、より良い紹介が促進されるから」だと、私は考えます。聴衆にチャンプ本として選ばれるということは、「他のどの本よりも、その本が読みたい!」と、最も多くの聴衆に思ってもらえた、ということです。このルールと「ゲームに勝ちたい」という紹介者のモチベーションが、より多くの人に「ぜひ読みたい!」と思ってもらえるような紹介をすることを、紹介者に促すわけです。

余談ですが、今よりもずっと本が貴重なものであった昔、本は一人で黙読するものではなく、大勢の前で音読するものだった、という話を聞いたことがあります。ビブリオバトルは、本、または知識というものが持っている公共財的性質を、再び顕在化させる試みの一つになっているかもしれませんね。

by 安部 尚登

Q7.ビブリオバトル開催時、バトラーが発表しているのに質問をする人がいて困っているのですが、どうすればいいですか?

A7.
それはルール違反なので、やめてもらいましょう。

ビブリオバトルの四つのルールの二番目にある「順番に一人五分間で本を紹介する」の五分間は、発表者だけが話すことができる時間です。質問はそのあとのディスカッションの時間にしてもらいましょう。

そのためにも、最初に全員できちんとルールを確認しあうことが大切です。

by 粕谷亮美

Q3. ディスカッションタイムのとき、質問ではなく自分の意見を述べたり、発表内容を暗に批判するような質問をする参加者に対して、司会者はどのように対応したらいいでしょうか?

A3.
なかなか難しいケースですよね。ルールの補足3aには
発表内容の揚げ足をとったり,批判をするようなことはせず,発表内容でわからなかった点の追加説明や,「どの本を一番読みたくなったか?」の判断を後でするための材料をきく.
とありますが、これはいわば「紳士協定」であって、特にその参加者が発表者ではなかった場合、このルールに反したからといって何らかの不利益を被るわけでもありませんから、司会者としては、ゲームが始まる前に丁寧にルール説明をして、趣旨を尊重していただけるようお願いするぐらいのことしか、できないのかもしれません。

あるいは、少し考え方を変えて、「趣旨に反する言動をしづらい環境を設定する」というのも1つの手だと思います。たとえばビブリオバトル・カード http://www.p-cd.org/2013/11/bb-card.html というツールがあります。これは全ての参加者が、紹介された全ての本について、面白そうなところを2つずつコメントするカードです。つまり、「全ての紹介本について、必ずポジティブなフィードバックをする」というミッションを全参加者に与えることになるので、ディスカッションタイム(を含む、そのビブリオバトル全体)において、ミッションと矛盾する言動をしづらくなります。このようなツールを導入することも、1つの方法かと思います。

by 安部尚登

Q1. なぜ勝敗を決めなくてはならないのですか?

A1-1.
 ビブリオバトルにおいて、勝敗は実はそれほど重要な要素ではありません。自分が紹介した本がチャンプ本にならなかったからといって、その本が他よりも劣っているというわけではありません。その逆も真です。

 勝敗を決める本当の目的は、どの本が読みたくなったかを「参加者全員が」投票で決めるというプロセスを作り出すことにあります。それによって、対等なコミュニケーションの場を作り、自分の読みたい!という気持ちを正直に表明できるようになる効果が生じます。

by 常川真央


A1-2.
端的に言えば,それがルールだからです。もう少し言えば、ビブリオバトルがゲームだからであり、勝敗を決めることはゲームの本質だからです。「勝ちたい」というモチベーションが紹介者にその本をより良く紹介させる、そのためのコミュニケーションのゲーム化である、と私は理解しています。

by 安部尚登