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Q4.発表時間を考えながら表現の細部までしっかり練り上げた発表原稿を作成して暗記し、自然に話しているように聞こえるまで練習を重ねて臨む、というやり方は、ビブリオバトルらしくないと私は思うのですがOKでしょうか。高校生は結構この方法でやっているそうですが。

A4.
その場で読み上げるのでなければ、発表原稿の作成自体は問題ありません。ただし、公式ルールでは、以下の通り「できるだけライブ感をもって発表する」という文言が盛り込まれています。

 1.順番に一人5分でカウントダウンタイマーをまわしながら本を紹介する.
    a.5分が過ぎた時点でタイムアップとし発表を終了する.
  b.原則レジュメやプレゼン資料の配布等はせず,できるだけライブ感をもって発表する.

なので、たとえ自然に見えるように完璧に発表を仕上げたとしても、ライブ要素のまったく無い発表は不適当かもしれません。

公式ルールがこうなっているのは、ビブリオバトルが聞き手も含めた参加型ゲームだからです。練り上げられた完璧な発表には、聞き手の出番はありません。たとえ不完全でも聞き手に向かってライブ感を持って話した内容は、質問やビブリオバトル終了後の会話を賑やかにしてくれます。なので、重要なのは発表練習の有無よりも、その場にライブ性やコミュニケーションをもたらしてくれるような発表になっているか否かだと思います。

完全にライブで発表することができる人というのは少ないかと思います。なので、まったく練習するなとはいえないかと思いますが、練習しても聞き手の顔をみながら、時には話す内容を変えるような柔軟さを持つことがビブリオバトラーとして望ましいプレイスタイルかなと思います。

Q1. なぜ勝敗を決めなくてはならないのですか?

A1-1.
 ビブリオバトルにおいて、勝敗は実はそれほど重要な要素ではありません。自分が紹介した本がチャンプ本にならなかったからといって、その本が他よりも劣っているというわけではありません。その逆も真です。

 勝敗を決める本当の目的は、どの本が読みたくなったかを「参加者全員が」投票で決めるというプロセスを作り出すことにあります。それによって、対等なコミュニケーションの場を作り、自分の読みたい!という気持ちを正直に表明できるようになる効果が生じます。

by 常川真央


A1-2.
端的に言えば,それがルールだからです。もう少し言えば、ビブリオバトルがゲームだからであり、勝敗を決めることはゲームの本質だからです。「勝ちたい」というモチベーションが紹介者にその本をより良く紹介させる、そのためのコミュニケーションのゲーム化である、と私は理解しています。

by 安部尚登