Q31:紹介の途中に中座した参加者は投票権がないと考えるべきですか?ゲーム途中で電話、あるいはトイレ等で中座をした人は投票に参加させないとするべきでしょうか?

A31-1.
これは中座だけでなく、遅刻して参加した場合にも共通する問題ですね。

ビブリオバトルは「本の紹介を聞いて、一番読みたくなった本に投票する」ゲームですから、そのビブリオバトルで紹介された本について、どれか1冊でも紹介を聞いていない本があったら、聞いていない人は、そのビブリオバトルにおいて、投票するべきではない、と私は考えます。

ただし、全く聞いていないわけではなく部分的には聞いていた場合などは、判断が難しいところですね。

ご質問の「投票に参加させない」という表現は、おそらく司会者の振る舞いを指しているのだろうと推測します。

ビブリオバトルは、参加者自身の善意と自律性によって、ルールを適用していくゲームです。その意味で、このケースにおいて「投票に参加する権利があるかどうか」を判断するのは、司会者よりも参加者自身である方が、よりビブリオバトルらしくなるのではないでしょうか。

by 安部 尚登








A31-2.
参加者はゲームの最後に1票を投じるので,バトル中,発表を聞く姿勢が求められるというのがルールの根底にあります。そういう意味では遅刻や中座した人には投票権がないというのが本来あるべき姿です。

ただ,開催形態によってその徹底が求められる場合もあれば,そうでないこともあるかもしれません。

ゲームのはじめに「すべての発表を聞いた方にのみ投票権があります」ということはアナウンスし,厳密にする場合は投票用紙の事前配布や部屋の入退室の管理をする,ゆるくされる場合は参加者の自主性に任せる,という形でもいいかと思います。

by 海川 由美子





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